これからお話することはかれこれ二十年前の話になります。
私自身の話だけではありません。他の6人の男性も経験した怖い話であり不思議な
話でもあります。私は高校を卒業しまして、ある宝飾会社に就職いたしまして
その会社の一年目は研修がありました。宝飾会社ですから真珠を取り扱うため
地方の養殖場研修というものがありました。その研修の時に他6人の同期生がいました。
私を含めて7人は九州のある県の養殖場で研修を受けることになったのです。
私たちは養殖場近くの民家を借りることになっていました。その時はじめて家の中に
入った時はま~よく見かける田舎の民家だな~ほどしか思いませんでした。
私たちはこれから2ヶ月間暮らすことになるので怖い思いなどする余裕はなかったかと思います。そして一週間が過ぎまして、養殖場の仕事や人間関係にもずいぶん慣れてきました。仲間もけっこう頑張っていました。10日くらいたってからだったでしょうか、
こんなことがありました。7人は二部屋にわかれていたのですが、3人と4人にしました。

私は4人の部屋にいたのですが、その部屋の横は開かずの間とうことで、絶対に開けないで下さいと管理人の方から言われていたのですが、さほど気にすることもありませんでした。もう一組は少し離れた部屋でそこまでは廊下がありました。その廊下なのですが
夜中に誰かが歩く音がするのです。私も「ことこと」という音を聞いたのですが、他の6人も聞いていました。みんななんとなくという感じではいたのですが、間違いがないのは確かだと思っていました。そこからがこの民家の怪奇現象の始まりでした。

廊 下の次に起こった不思議なことがあります。それは私たちの部屋の横の開かずの間の出来事です。なにかといいますと、部屋間はふすまになっているのですが、 当時は夏でした。それも真夏です。きてから2週間くらいでした。なんと風もないのに部屋間のふすまがやたらと揺れるのです。「かたっかたっ」たとあと」何 度も不規則に音がするのです。夜11時くらいだったと思いますが、なぜ揺れるのかがわかりませんでした。寝てる他の3人もきずいていたと思います。汗だく になり、恐怖におびえていたことを思いだします。

そして次の日の夜に決定的なことが起こりました。それは真夜中にトイレに行った者がいるのですが、そこのトイレは鍵が壊れていたので、自分の手でドアを引っ張りながら用をたしていたら、誰かが引っ張るというのです。「だれか、夜中にトイレきた?」って
行ったものがみんなに聞いたのですが、だれもトイレに行ったものは誰もまrせんでした。

私たちはこのような怪奇現象に耐えられなくなり、管理人の方にお話ししました。
そしてお祓いをしてもらいました。そうすると、その後は起こりませんでしたとは言い切れませんが、怪奇現象は減りました。