これは中学校の時の体験です.
私はサッカー部に所属していました。

その事が起きる前は大会が近かったのですが、ちょうど
梅雨時で外でまともな練習は出来ませんでした。

その為校舎の廊下や階段を使って練習する事が
多くありました。
思いっきり汗をかくような練習が出来なかったのです。

そしてある日の放課後先生が今日は体育館で練習をするという事をみんなに言いました。

サッカー部が体育館を使う事は滅多にありません。
当然サッカーボールを蹴る事は体育館では出来ませんでした。

しかしダッシュをしたりストレッチをしたりランニングをしたり、約2時間ほど思いっきり汗を流しました。

その日バレー部も休みをとっており、私たちちサッカー部だけでした。

練習が終わり先生はさっさと帰ってしまいました。
キャプテンだった私は戸締りと体育館の電気を消すように指示を受けていたので、みんなが体育館から出るのを待っていました。

もう夜の8時を超えていました。
部員全員が体育館を出たのを確認し、それから電気を消しに向かう為に体育館に向かい。

体育館の電気のスイッチは入ってから約20メートルほど行ったところにあり、以外と遠かったのです。

正直少し恐いなぁと思いながらも、さっさと消して帰ろうと思いスイッチのある場所に向かいました。

電気のスイッチを消して小走りに急いで出口に向かい、体育館の大扉を閉め鍵を締めました。

体育館の鍵は部室に置いておかなければいけないので、今度は部室に向かいました。

部室に行くともうみんな帰って誰もいませんでした。
鍵を所定の位置にかけ、止めてあった自分の自転車に乗って急いで帰ろうとしました。

その時です!
体育館の電気がつき始めたのです。
体育館に誰も残っていない事はしっかりと確認しています。

それにもう体育館の電気を消してから15分ほど経っていました。
おかしいのは電気のつき方でした。

その学校の体育館の電気のつき方は1つのスイッチで縦1列の電気がつくようになっていました。

そのスイッチが合計で5個、要するに5列の電気があるのです。
しかし電気のつき方は異常でした。

体育館のステージ側の方から1つずつ横向きにゆっくりと、順番に電気がついていたのです。

私はおかしいと思うと同時に背筋がゾーっとしました。
見て見ないフリをしながら急いで体育館の横を通り抜け家まで大急ぎで自転車をこぎました。

それから後はどうなったかは当然わかりません。
他の部員に話しましたが誰も信じてくれませんでした。

しかし私は確実にその異常な光景を見ました。
それが何だったのかは未だに謎です。